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RYO NISHIKIDOが好きな人間の長い話。

君だけだから...

RYO NISHIKIDO FAN MEETING

 

2020.08.01

 

厚生労働省ガイドラインと会場の利用規約に基づいて、会場の収容人数の25%以外、スタッフの人数含めて2500人以下で実施されました。

 

 

 

OP映像

Point of Departureの映像とか色んなDVDの映像や、リモート会議(?)の映像とか、コロナが流行する前の人で埋め尽くされた渋谷のスクランブル交差点、おそらく緊急事態宣言中の人っこ1人いない渋谷のスクランブル交差点とかの映像

ファンの皆さんがいるから僕がいる...みたいなことを言ってた

 

 

 

サイレンス

先週ライブ形式にすることが決まって、作ったらしい曲。2日くらい前にできたばかりの曲。

とても静かだ 誰もいないみたいだ

音が君を包み込む...的な歌詞だった。

めっちゃ胸に来た。人のいない渋谷のスクランブル交差点の映像を見た後だったから余計に泣けた。なんか本当に静かな会場にりょうくんの歌声がすごく響いてて、、、

 

 

 

NOMAD

オーケストラver??イントロがとってもいい!!!ストリングスの音色がとってもいい!!

出来立てホヤホヤの歌の後に聞いたら、やっぱりノマド は歌い込んでるんだなぁ〜って。力強くて、そうだ!始まりの一歩だ!!!!って気持ちになるし、半年前のツアーの頃の当たり前だと思ってた日々を思い出して、うううぅってなった。歌声がとっても伸びやかだった。

 

 

 

ホンキートンクラプソディ

相変わらず照明はくるくる系だった!

そして相変わらず沁みる歌詞と歌声。

 

 

 

狛犬

暗転した時にアコギにカポを付ける姿がかっこよすぎた。

歌声と歌詞もいいけど、表情もまた堪らなくよかった。思い出したあの背中のところなんかすごいグッときた。

 


狛犬聴きながら、何のために働いて、何のために生きてるんだろう?って日々をこの数ヶ月送ってたけど、あぁこういう幸せがあるから頑張ろうって、嫌なことがあっても生きて行こうって思えるんだよなぁって改めて噛み締めて、りょうくんの存在の大きさと歌の持つ力とエンターテインメントの素晴らしさを噛みしめた。

 

 


と・も・子...

東北弁が...りょうくんって本当に情景が浮かぶ歌い方ができる人だよなぁってなったし、歌声が優しくて温かくて、それでいてとっても切なくて...とっても惹き込まれたし、これをカラオケで聴ける友達は一体前世でどんな徳を積んだのでしょうか?ってなった。

 

 

 

Hey What's Up?

仁くんの曲だって知らなかったけど、歌い始めた瞬間に、あ、仁くんの曲だ!ってわかるという。自分の作った曲歌って、と・も・子...聞いて、この曲歌ってる姿を見てたら、錦戸くんって本当に色んなジャンルの曲を歌えるんだなぁって。めっちゃいい感じだったからCDがとっても楽しみ!!手で音を取ってる時があってかわいかった...手を?指を?上にしながら歌うのかわいい。

 

 


キッチン

自粛期間中に自炊を結構したらしくて、こんなんだったらいいのにな...みたいな感じで作ったらしい曲。

めっちゃ好きなやつ!!!

ケンカしたらいつも君から声をかけてくれる、器の大きさの違いだね...みたいな歌詞が堪らん。キッチンとは関係なさそうで関係あるこの感じ!!!!

 

 

 

スケアクロウ

サイドに映る影が...ライトがめっちゃ綺麗だった。ぼくはここにいるからって歌ってるのがすごく響いてきたよ...りょうくんはいつもりょうくんのままりょうくんの場所にいて、りょうくんの場所で頑張ってるんだなぁって。スケアクロウ〜のところの鉄琴っぽい高音はピアノかな?あれすごくよかった。

 

 

 

オモイデドロボー

曲振りがへたっぴなりょんぴ。

りょうくんがこれからも私の記憶に居座るりょうくんを上書きしていってくれるんだなぁって思ったらとっても幸せだった。

僕だといいな、、、の優しい表情よ...私もりょうくんだといいな...いや、りょうくんが!!!いいな。

 

 

 

 

 

MCとかで「ボケも全部自分で回収しなくちゃいけない」って沈黙を貫く会場にあたふたして、怖い、怖い言ってたけど、りょうくんちゃんとお話しできてたし、りょうくんを好きで会いに来ている私たちは、そんなりょうくんが好きで会いに来ているのだからそれでいいんだよーーって。

ファンは歓声もあげられないからひたすら拍手とサイリウム振り振りをすることしかできない状態なんだけど、錦戸くんが発表会だと思って座った見ててください〜って言うからもう我が子を見守る親みたいな気持ちで(親になったことはないけど)見つめてしまいました。

 

一部終わって仁くんから「Hey What's Up?歌うなら言ってよー」って電話あった話を二部でしてくれたけど、亮ちゃん評判いいじゃん〜って亮ちゃんの代わりにエゴサしたと報告してくれたり、みんなが声を出せないからMCで困ってるって話したら"笑っちゃいけないゲーム"をしてると思えばいい...なんて謎なアドバイスくれたり...りょうくんに仁くんがいてくれてよかったなぁって。

 

 

 

右に倣えなファンミーティングっていうよりも、すごく錦戸くんらしい、錦戸くんカラーのファンミーティングでとってもよかったです。

 

 

 

 

 

今この時期に、この状況で、ホールでイベントをすることが、絶対に正しいとも言い切れないし、かと言って、絶対に間違ってるとも言い切れないし、何が正解かなんて誰も分からない...誰もが想像だにしなかった世界で生きているけど、それでも明日を生きていくために、リスクを背負ってでも前に進んでみよう...そしてそれが正解と言える未来が訪れるように最大限の努力をしよう...っていうのがすごく感じられたファンミーティングでした。

 

 

 

りょうくんはやっぱりブレない人だし、曲げられない信念がある人だし、そして何よりもすごく周りに気を遣える人なんだなぁって思えるファンミーティングでした。

 

 

 

ファンミに来ることを無理強いはしない。

それぞれにそれぞれの事情がある。

来てくれたことは嬉しいし、送り出してくれた家族や恋人にも感謝しています。

こんな時に呼び出して申し訳ない。

こんな状況でもここを使わせてくれた会場の方に感謝しています。

僕だけじゃなくて、サポートメンバー、カメラマンさん、照明さん、沢山のスタッフさんを助けたと思って頂いていいです、代表して僕がいいます、ありがとうございます。

 

 

錦戸くんの言葉。


来てくれた人、当選してチケットは持ってたけど最終的に諦めた人、最初から諦めるしかなかった人...全てのファンの選択と考えを尊重している錦戸くんが錦戸くんで、この人だから好きで、この人だから考えて、考えて、考えて、悩んで、最終的に行くことを決めたんだよなぁってなりました。

 


見切り発車ではなくて、今回もすごくしっかり考えてやったけど、次にやるときはもっと皆さんが来やすいように工夫しなくちゃいけないな、と思ったみたいなことを言ってて、そういう気持ちが好きなんだよなぁって。

 


正直リスクはかなりあるし、この状況で儲けも絶対にないし、ファンの前で歌いたかった...とは言えど、やらない選択をする方が確実に楽だったと思うし、不安も心配も何もなかったと思うけど、それでも開催に踏み切ったのには、ファンの前に行きたかった以外にも沢山の理由があると思ってて...全責任を負う覚悟で、批判されて叩かれる覚悟で、一歩を踏み出したその勇気に胸が打たれました...

 


どうしようもない現実に直面して、ウイルスを消滅させることも不可能で、3月から少しずつ自粛モードになって、緊急事態宣言が出たりした、全面的に止まっていたエンターテインメント。

生きていく上で本当に必要なものなのか...今本当に必要なものか...そうやって止まり続けてた業界。

今もなお否定的な意見は多いだろうし、今すぐに必要なものではないという意見もあるだろうし、それが間違いだとは思わないけど、私にとっては生きていく上で絶対に必要なものだし、その業界で生計を立てている人にとっても絶対になくてはならないもので...

この先、どうなっていくのかは全く見えないし、また4月5月のような状況になるのかもしれない。

でも、今できることをやってみよう、リスクを背負ってでも一歩前に進んでみよう、そして、やってよかったと言える未来をつくれるように努力しよう...という姿勢がすごく感じられて、本当に来て良かったなって思いました。

withコロナとしてCOVID19と共存せざるを得ない世界を生きていく私たちが、これからどうやって過ごしていって、どうやって対策をして、どうやって生きていくのかを改めて考えさせられました。

立ち止まることも、警戒することも大切だけど、同じように一歩踏み出してみることも必要だなぁって。

 

 

 

 

 

このファンミーティングが、しっかり対策をして、参加する人一人一人がしっかりとした意識を持って参加すれば、クラスターを起こさずにイベントが開催できるという例になればいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

全ての列でソーシャルディスタンスは保たれてたし、足元にはシールや紙が貼られてて一目で距離感が掴めるようになってたし、最初のゲートでサーモグラフィーによる(?)検温を一回、身分証は自ら顔の横に掲げて確認、自分でQRコードをかざして、建物の入り口で足裏の消毒をして、再度自らQRコードをかざして、荷物チェックをして、手指の消毒して中に入って、そこでまたサーモグラフィーによる検温をして入場する...

サーモグラフィーでの検温はすごく丁寧だっからし、音の鳴った人はパーテーションの向こうに呼ばれてたし、座席もアリーナは前後左右1席は空けてて、前後の感覚も公演中に足を伸ばして軽いストレッチ的なのできるくらい凄い広くて (錦戸くん曰くいつもの席がエコノミーなら今回のはその上のクラス)、2階席以上の所謂スタンド席は左右1席空き、前後は一列誰も座らない...の方式でしっかり距離が保たれてた。

スタッフさんもマスクやフェイスシールドを着用して、観客と触れる可能性のある人はビニール手袋を着用してお仕事をしてて。

正直これでクラスターが発生したら、もう何もできない...というか、かかりたくない人は本当に家から一歩も出ないで篭ってるしかないというか...そういう風に感じられるくらい参加した私からしたらしっかりとした対策の取られた安心できるイベントでした。

 

 

 

錦戸くん、私は行ってよかったよ。楽しかったし、安心して楽しめたし、本当に幸せでした。

 


いつかあのアリーナにファンがいっぱい集まって、満席の会場に黄色い歓声、応援の声、みんなが思う存分に楽しめるライブができる日が来るといいな。