優しい風のように

(著作権云々の話は面倒だから錦戸くんと事務所間で片付けてくれてるみたいだからオールオッケーだし...。今って取り分を決めた上で著作権をレコード会社とかに譲渡することが多いんだよね、確か。そんな話を学生の頃に何かの講義で聞いた覚えがある。だから多分福岡で許可貰ったとかそういう話が出て来たのかな？まぁその辺りは錦戸くん本人に任せておけばいいことだから置いておくね、錦戸くんちゃんとしてる人だし)

例えば、code。

この曲を私が初めて聞いたのは2007年2月の横浜アリーナ。雨が降ってたなぁーとか、従姉妹がチケット忘れて会場に着くのが遅くなってバタバタしたなぁーとか、イェイヘェイェイヘェ何言ってるのかと思ったらまさかの「アイシテル」で鳥肌たったなぁ...とか。色々と思い出があって...。そしてその後、数年間その曲をライブで聴き続けて、最後に聞いたのが2010年9月の東京ドーム。(あの時も雨が降ってたのかな...)天気が良くなくて9月なのにすごく寒かったなぁ...とか。codeの前にcareとか色々と歌ってたなぁとか、仁くん見に来てくれてたなぁとか。code一曲から色々と振り返ってみると沢山の思い出があって。

でも、大好きだけど、2010年以降聞くことのなかった曲でもある。NEWSの錦戸亮としての曲だったから、もう二度と聞くことが出来ないかもしれないと思っていたし、既に錦戸くんの中でその記憶が薄らいでいる可能性だってゼロではなかったわけで。

でも、こうやって歌ってくれるということは、錦戸くんの中にも間違いなく忘れられることなく残っていたということだし、私たちファンの一方的な思い出ではなくて共通のもの(?)なんだなぁって思えて嬉しかったです。(今回歌った曲の中で唯一作曲をしていない曲がこれになるのかな？)

とにかく、嬉しかった。

で、グループ名義で歌っていた2曲。

私はこれが初めてのツアーに入っているということは、それだけ歌いたかった曲で、大切な曲なんだなぁって感じて。(みんなが知っている曲だから盛り上がるとか他にも色々と理由はあるにしても)こうやってすぐにでも歌いたいって思うほどに、自分の中での好きな曲(?)、大切な曲(?)をグループに提供していたということが誇らしいなぁって思いました。いつかまたアルバムに入るかもしれないソロ曲として、とっておこうと思えばとっておけたはずなのにグループで歌うという選択をしたんだなぁって。

自分一人で歌うわけではないからとそれなりのモノを提供するのではなくて、自分が本当にいいと思うもの、カッコいいと感じるもの...そういう曲を提供して、届けて来てくれたんだなぁって。プライドを持って、プロとして、最高の音楽を届けて来てくれたんだなぁって思ってホッコリしました。そんな楽曲だもの、みんなで歌っているのも最高にカッコよかったし、一人で歌ってるのも最高にカッコいいに決まってる。

これからにも期待しかないわけです。

歌いたいから作って、届けたいから歌って。歌われなければ届かないし、届かなければ作った意味さえないかもしれないし、その曲に一番の愛情があるのは作った人だと思うし、今まで作ってきた曲たちは間違いなく錦戸くんの財産であって...。

根本的な流れやアレコレが違うから、一括りにするのは違うけど、ポールだってビートルズに提供した自作曲を今でも歌っていて...。

そういうことだと思うんです。

作った人には誰よりもその曲を歌いたいという思いがあって、作った人にしか分からない思いが間違いなくあって、他が口出しをすべきことではないんだよなぁと。歌いたければ歌いたい時に歌えばいい。シンプルにそういうことだよなぁって思いました。

タイミングが今じゃなかった！とか言ってる人もいるらしいけど、多分どのタイミングで歌っても同じだよ。そういうこと言う人はいつどのタイミングで歌ったとしても、何かしらの理由を見つけて文句を言ってくるもの。

だからこれからも歌いたい時に歌いたい曲を歌って欲しいです。

錦戸くんって０からモノを作ってみたいと辿り着いたのが自身のレーベルを作ることで、この１ヶ月ちょっとの間で一度も0からスタートするとかそういうことは言っていなくて、どちらかというと過去があっての今を見せてくれている気がしていて。

今回のツアーでも、知らない曲が多くてごめんみたいなお話の流れ(?)でアルバムよりもツアーが先にあるのは顔を見せる方が優先順位が高かったから...みたいな話をしていたみたいだし、既存のファンをすごく大切にしてくれていて。(今までも錦戸くんって自分に好意を持ってくれる人に対しては本当に愛情深く接してくれてた)

あまりにも過去と今、未来を切り離して考えているようだと、多分既存のファンは要らないよって言われているように感じてしまうし、過去の錦戸くんを応援していたその時その時のファンたちを否定しているようにも感じられるし...。でもまったくもってそうではなくて、過去の自分を否定しないでこれからを歩もうとしているその姿が私はすごく嬉しいなぁって。ファンに媚びてるとかそういう低次元の話じゃないんだよね。ファンを大切にしてくれているのは今に始まったことじゃないし、昔からずっと、錦戸くんは人に媚びてまで好かれようとはしていなかったし、今だって全く媚びているようには見えないし、ただ錦戸くんの純粋すぎるほどに真っ直ぐなその気持ちや姿勢が、何かに包まれることなく私たちの元に届き始めただけで。

私は今回のセトリにジャニーズ時代に作った曲が入っているところだけ見ても、錦戸くんの自身の過去を認めている姿勢や過去の自分を大切にしているのが十分すぎるほどに伝わってきて、とっても嬉しかったです。

私は錦戸くんの今まで歌って来た楽曲たちへの愛情を感じてただただ嬉しかったし幸せに感じました。

過去はなくすことができないし、消し去る理由も何一つとしてないし、過去があって今があるっていう錦戸くんの歩み方が最高に大好きです。

これからも新しい曲も沢山聴きたいし、昔の曲も聴きたいし、兎に角、錦戸くんが届けてくれる音楽を、錦戸くんが私たちに届けたいって思う音楽を心底楽しみにしてます。

いや、にしても、早く行きたいです、ツアー。

早く錦戸くんに会いたいし、早く錦戸くんの音楽を愉しみたい。

9年振りのcode。

13年前に(私は)たった1回しか聴けなかったPotential。

ちょっと前に聞いたスケアクロウ。

そして、10年の時を経て遂にライブで聴くことができるHalf Down。

一人でも歌うことを選んだTokyoholicとTraffic。

本当に聞くのが楽しみだし、新しい曲はもっともっともっと、聴くのが楽しみです。

あぁライブ当日まで早送りしたい！！！！

...Potentialの音源化も決まりましたね。だから！！13年前のあの曲を音源にしたいって思うその気持ちが！！！その思いも！！！全部全部愛しいんだってば！！！！！！

ツアーも楽しみだけど、それと同じくらいにアルバムの収録曲全部全部楽しみで仕方がないです！！！！！

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RYO NISHIKIDOが好きな人間の長い話。

優しい風のように